絵でわかる日本語

日本語文法・自動詞他動詞・口語形・間違えやすい日本語・擬音語・擬態語などを「絵」で説明します。日本語を勉強している人のためのブログです😊

タグ:「もの」がつく文法

blogというものだ(当然)

【接続】
動詞・形容詞・名詞[辞書形]+というものだ


【意味】
本当(ほんとう)に〜だと思う
普通(ふつう)に考えれば〜だ



【例文】
①よく遅刻(ちこく)する山田くんと給料(きゅうりょう)が同じなのは不公平(ふこうへい)というものだ
→本当に不公平だと思う

②5分で英語の単語(たんご)を100個(こ)覚えるなんて、無理(むり)というものだ
→普通(ふつう)に考えたら無理だ


③友達が困(こま)っていたら助(たす)けるのは当然(とうぜん)というものだ
→普通に考えれば、助けるのが当然だ


④食べ放題(ほうだい)に行って、全然食べないのはお金の無駄(むだ)というものだ
→本当にお金の無駄だと思う


⑤あんなに喜(よろこ)んでくれるなんて、プレゼントしたかいがあったというものだ
→本当にプレゼントしたかいがあったと思う




【説明】
「〜というものだ」は「本当に〜だと思う」「普通(ふつう)に考えれば〜だ」という意味の文型です。これは話者(わしゃ)が思ったことや、話者の考えを強(つよ)く表(あらわ)す文型です。「〜というものではない」は別(べつ)の文型で、この文型の否定形(ひていけい)ではありません。区別(くべつ)をして覚えておきましょう。



【余裕がある人へ】
「〜というものだ」の「という」は口語形の「って」にチェンジすることができます。また「もの」は「もん」にすることもできます。

[例]
不公平というものだ
=不公平ってものだ
=不公平ってもん
=不公平というもん


「〜というものだ」には、内容(ないよう)を説明(せつめい)する用法(ようほう)もあります。また「もの」や「という」がつく文型はたくさんありますので、復習(ふくしゅう)をしておきましょう。


【「〇〇」がつく文型リスト】



語学(日本語)ランキング
にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村

 

blogというものではない
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+というものではない
*な形容詞・名詞の現在肯定形の場合は「ーだ+というものではない」でもOK


【意味】
必(かなら)ず〜だとは言えない


【例文】
①高いものをプレゼントしたら喜(よろこ)ぶというものではない


②何でも、安(やす)ければいいというものではない

③アメリカに住めば、自然(しぜん)に英語が話せるようになるというものではない


④お金(かね)があれば幸(しあわ)せだというものではない 

⑤謝(あやま)ればいいというものではないよ


【説明】
「Aというものではない」は「必(かなら)ずAだとは言えない」「いつもAが正(ただ)しいのではない」という意味の文型です。「普通(ふつう)に考(かんが)えると、Aの場合(ばあい)が多(おお)いがAではない場合もある」というように[一部否定(いちぶひてい)]として使われる場合と、「Aが100%正しいのではない」というように[婉曲否定(えんきょくひてい)]として使用(しよう)される場合があります。


[例]
①高いものをプレゼントしたら喜ぶというものではない
→高いものをプレゼントしたら喜ぶ人が多いが、そうではない場合もある

②何でも、安ければいいというものではない
→何でも安ければいいというのは間違えだ

③アメリカに住めば、自然に英語が話せるようになるというものではない
→自然に英語が話せるようになるというのは正しくない

④お金があれば幸せだというものではない 
→多くの人はお金があれば幸せだと思うが、そうでない場合もある

⑤謝ればいいというものではないよ
→謝ればいいと思っているのは間違いだよ!


「もの」や「という」がつく文型はたくさんありますので、復習(ふくしゅう)をしておきましょう😊

【関連文型】




語学(日本語)ランキング
にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村 

blogないものでもない
【接続】
動詞[ない形]+ないものでもない 


【意味】
少(すこ)し〜できる
少し〜の可能性(かのうせい)がある



【例文】
①おごってくれるなら、手伝(てつだ)ってあげないものでもない
→おごってくれるなら、手伝ってあげるよ


②今から急(いそ)いで行ったら、間に合わないものでもない
→今から急いで行ったら、間に合う可能性(かのうせい)がある

③すごく高いが、買えないものでもない
→すごく高いが、買うことはできる

④彼の言いたいことがわからないものでもない
→彼の言いたいことが少しわかる

⑤娘:お願い、アメリカに留学(りゅうがく)させて!
 母:がんばると言うのなら、許(ゆる)してあげないものでもないけど…
→がんばるなら、許してあげることはできるけど…


【説明】 
「〜ないものでもない」は「少し〜できる」「少し〜の可能性(かのうせい)がある」という意味の文型です。「〜できる」ということを二重否定(にじゅうひてい)を使って表(あらわ)す文型で、「場合(ばあい)によっては〜できるかもしれない」「もしかしたら〜の可能性があるかもしれない」と言いたい時に使われます。少しかたい言い方です。



「〜ないものでもない」は、「もの」シリーズの1つとして覚(おぼ)えておきましょう😊


【関連文型】




語学(日本語)ランキング
にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村 

blogみたいなものだ

【接続】
動詞[た形]+みたいなものだ
名詞[辞書形]+みたいなものだ
動詞[た形]+ようなものだ
名詞[辞書形]+のようなものだ

 
【意味】
ほとんど〜と同じだと言える
まだ〜になっていないが、絶対(ぜったい)に〜になるだろう



【例文】 
①妻:スーパーで大根(だいこん)が1本10円だったの!
 夫:へえ。10円だなんて、ただみたいなものだな
→(実際はただではないが)ほとんど「ただ」だと言える


②英語は、世界共通語(せかいきょうつうご)みたいなもの
→(実際は世界共通語ではないが)ほとんど世界共通語だと言える

③ペットは私にとって、娘(むすめ)みたいなものです
→ほとんど娘と同じだと言えます


④A:彼女、あの有名(ゆうめい)大学に合格したそうよ!
 B:すご〜い。もう将来(しょうらい)を約束(やくそく)されたみたいなもの
→ほとんど将来を約束されたのと同じだね


⑤A:50対(たい)2か…すごい差(さ)だね…
 B:うん。もうAチームが勝(か)ったみたいなものだ
→まだ勝っていないが、絶対に勝つだろうな


【説明】
「〜みたいなものだ」は「ほとんど〜と同じだと言える」という意味の文型です。これは「本当は〜ではないが、〜とほとんど同じ状態(じょうたい)だ」と言いたい時に使われます。また「まだ〜になっていないが、絶対(ぜったい)に〜になるだろう」と言いたい時にも使われます。「〜みたいなものだ」は「〜のようなものだ」にチェンジすることができます。話し言葉では「〜みたいなもんだ」「〜のようなもんだ」という形も使われます。

[例文]
10円だなんて、ただみたいなものだ
=10円だなんて、ただのようなものだ
=10円だなんて、ただみたいなもんだ
=10円だなんて、ただのようなもんだ


「〜みたいなものだ・〜のようなものだ」は「ものシリーズ」「ようシリーズ」の1つとして覚(おぼ)えておきましょう😊



語学(日本語)ランキング
にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村

blogものだ(一般的考え方)
【接続】
動詞[原形]+ものだ
動詞[ない形]+ものだ


【意味】
〜は普通(ふつう)のことだ
多(おお)くの人(ひと)は〜だと思(おも)っている


【例文】
①飲みすぎてしまった時は、もうお酒(さけ)はやめようと思(おも)うものだ
→飲みすぎてしまった時は、もうお酒をよめようと多くの人は思う


②しかし、そんなに簡単(かんたん)にはやめられないものだ
→しかし、普通はそんなに簡単にやめられない

③赤(あか)ちゃんは泣(な)くものだ
→赤ちゃんが泣くのは普通のことだよ

④人の気持(きも)ちは、なかなかわからないものだ
→多くの人は、人の気持ちはなかなかわからないと思っている


⑤面接(めんせつ)の時は、誰(だれ)でも緊張(きんちょう)するものだ
→面接の時は、普通誰でも緊張する

⑥アイスを食べすぎると、お腹(なか)を壊(こわ)すものだ
→アイスを食べすぎると、お腹を壊すのは普通のことだ


⑦年(とし)をとるにつれて、オールできなくなってくるものだ
→年をとるにつれて、オールができなくなってくるのは普通のことだ




【説明】
「〜ものだ・〜ないものだ」は[一般的な考え方]を表す文型で、「〜は普通(ふつう)のことだ」「普通、〜は〜だ」という意味で使われます。一般的(いっぱんてき)に言われていることや、多(おお)くの人の考(かんが)え方(かた)を言う場合(ばあい)に使用(しよう)される文型です。否定形(ひていけい)はほとんどの場合「〜ないものだ」となります😦


上級レベルの人へ】(かなり細かい説明です😅)
ほとんどの参考書(さんこうしょ)では「〜ものだ」の否定形「〜ないものだ」「〜ものではない」の細(こま)かい説明はのっていません。一般的に、[一般的考え方・本来(ほんらい)の性質・変わらない事実(じじつ)]の否定形は「〜ないものだ」が使われ、[当然(とうぜん)・義務(ぎむ)]を表す「〜ものだ」の否定形は「〜ものではない」が使われます。



[例]
①上司(じょうし)には友達言葉を使わないものだ→一般的に考えて、友達言葉を使わないのが普通だ

②上司には友達言葉を使うものではない→上司には友達言葉を使うべきではない 

[説明]
①は一般論(常識)を述べているのに対し、②は多くの場合禁止(きんし)に近い意味を表します 😀


「もの」がつく文型はたくさんあり、とても複雑(ふくざつ)です。日本語能力試験を受(う)ける人は、しっかりと復習をして区別して覚えておきましょう😊



語学(日本語)ランキング
にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村 

blogと思ったものだから
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+と思ったものだから


【意味】
〜と思(おも)ったから


【例文】 
①嫌(きら)いだと思(おも)ったものだから食(た)べちゃったのよ
→嫌いだと思ったから食べちゃったのよ


②知(し)っていると思ったものだから、言(い)わなかったんだよ
→知っていると思ったから、言わなかったんだよ


③夫(おっと):ただいま。お腹(なか)がすいた〜!ごはんは?
 妻(つま):食べてくると思ったものだから、何(なに)も作(つく)っていないよ
→食べてくると思ったから、何も作っていないよ

④娘(むすめ):ここに置(お)いてあった雑誌(ざっし)知らない?
 母(はは):いらないと思ったものだから捨(す)てちゃったわ… 
→いらないと思ったから、捨てちゃったわ


⑤今日(きょう)は雨(あめ)が降(ふ)らないと思ったものだから、傘(かさ)を持(も)ってこなかったわ 
→雨が降らないと思ったから、傘を持ってこなかった


【説明】
「〜と思(おも)ったものだから」は「〜と思ったから」という意味(いみ)の文型(ぶんけい)です。「〜と思ったから」よりも理由(りゆう)を強調(きょうちょう)する言い方(かた)ですので、言(い)い訳(わけ)をしているという感(かん)じが強(つよ)くなります😅また、「〜と思っものだから」の「もの」は「もん(口語形)」にチェンジすることができます。

[例]
嫌いだと思ったものだから食べちゃったのよ
=嫌いだと思ったもんだから食べちゃったのよ


「もの」がつく文型はたくさんありますので、復習(ふくしゅう)をしておきましょう😀



語学(日本語)ランキング
にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村

 

blogをものともせずに
【接続】
名詞[辞書形]+をものともせずに


【意味】
〜に負(ま)けないで
〜を気(き)にしないで
〜があっても、問題(もんだい)にしないで



【例文】
①お母(かあ)さんは台風(たいふう)をものともせずに買(か)い物(もの)に行(い)った

②彼女(かのじょ)は親(おや)の反対(はんたい)をものともせずにアメリカに行ってしまった


③子供(こども)たちは寒(さむ)さをものともせずに、外(そと)で遊(あそ)んでいる


④彼(かれ)はケガをものともせずにフルマラソンを走(はし)りきった


⑤その男性(だんせい)は危険(きけん)をものともせずに、川(かわ)に飛(と)び込(こ)んで子供を助(たす)けた


【説明】
「〜をものともせずに」は「〜に負(ま)けないで」「〜を気(き)にしないで」という意味の文型です。「困難(こんなん)なことや大変(たいへん)なことがあっても、それを問題(もんだい)にしないでがんばっている」と言いたい時に使います。「〇〇さんは、〜に負けないでがんばっている」という意味で、他人(たにん)ががんばっていることを褒(ほ)める時に使用する文型ですので、話し手自身(じしん)のことには使えません😦

[例]
はケガをものともせずにフルマラソンを走りきった
⭕️はケガをものともせずにフルマラソンを走りきった

また、「〜をものともせず」というように「に」を省略(しょうりゃく)することもできます。

[例]
お母さんは台風をものともせずに買い物に行った
=お母さんは台風をものともせず買い物に行った


「もの」がつく文型はたくさんありますので、復習(ふくしゅう)をしておきましょう😊



語学(日本語)ランキング
にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村
 

blogものがある
【接続】
動詞[辞書形]+ものがある
動詞[ない形]+ものがある
い形容詞[ーい]+ものがある
な形容詞[ーな]+ものがある


【意味】
〜という感(かん)じがする
〜と感じる
〜という特徴(とくちょう)を持(も)っている



【例文】
①この絵(え)にはすばらしいものがある
→この絵はとてもすばらしいと感じる

②家(いえ)に帰(かえ)っても誰(だれ)もいないのは、寂(さみ)しいものがある
→家に帰っても誰もいないのは、少し寂しいと感じる 

③今日中(きょうじゅう)にレポートを書(か)き上(あ)げなければいけないのは、つらいものがある
→今日中にレポートを書き上げなければいけないのは、つらいと感じる
(復習:〜中に(じゅうに)

③彼(かれ)のスピーチには、人(ひと)を感動(かんどう)させるものがある
→彼のスピーチは、すごく人を感動させると感じる

⑤彼女(かのじょ)の日本語(にほんご)の上達(じょうたつ)ぶりには目(め)を見張(みは)るものがある 
→彼女の日本語の上達ぶりは、すごく驚(おどろ)く
(復習:〜ぶり・〜っぷり


【説明】
「〜ものがある」は「〜という感(かん)じがする」 「〜と感じる」という意味(いみ)の文型(ぶんけい)です。これは気持(きも)ちや感情(かんじょう)を表(あらわ)したい時(とき)に使(つか)われる文型で、「すごく〜と感じる」「少(すこ)し〜と感じる」と、どちらの場合(ばあい)も使うことができます😮例文⑤の「目(め)を見張(みは)る」は慣用句(かんようく)で、「目を見張るものがある」は慣用的表現(かんようてきひょうげん)ですので、そのまま覚(おぼ)えておきましょう😉

「目を見張るものがある」

[意味]
すごく驚く
すごく感心(かんしん)する



「〜ものがある」はよく、「〜には〜ものがある」「〜のは〜ものがある」の形(かたち)で使われます。「もの」がつく文型はたくさんありますので、しっかりと区別(くべつ)をして覚(おぼ)えておきましょう😀
(復習:「〇〇シリーズリスト」) 

【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村 

blogないものは〜ない
【接続】
動詞[可能形]+ないものは〜ない


【意味】
絶対(ぜったい)に〜できない


【例文】
①食(た)べたいって言(い)われても、買(か)えないものは買えない
→食べたいって言われても、絶対(ぜったい)に買えない
(復習:〜って(引用)

②何度(なんど)頼(たの)まれても、できないものはできない
→何度頼まれても、絶対にできない

③がんばっても、わからないものはわからない
→がんばっても、絶対にわからない


【説明】
「〜ないものは〜ない」は、可能否定形(かのうひていけい)について「絶対(ぜったい)に〜できない」とできないことを強調(きょうちょう)する文型(ぶんけい)です。「AないものはAない」というように、「A」には同(おな)じ動詞(どうし)が入(はい)ります😊可能形(かのうけい)の以外(いがい)に、「できる」「わかる」などの可能動詞(かのうどうし)にも使(つか)われます😉「〜ても、〜ないものは〜ない」というように「〜ても」とよく使われます。


「〜ないものは〜ない」は「もの」シリーズ の1つですが、残念(ざんねん)ながら勉強(べんきょう)する機会(きかい)がとても少(すく)ないです😨
(復習:〜ながら(逆接)
(復習:「もの」シリーズ
会話(かいわ)でもよく使われる文型ですので、しっかりと覚えておきましょう😊

【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村 

blogものの
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+ものの


【意味】
〜けれども
〜が 



【例文】
①欲(ほ)しかったバッグを買(か)ってもらったものの、まだ1度(ど)も使(つか)っていない
→欲しかったバッグを買ってもらった、まだ1度も使っていない

②あのレストランは高(たか)いものの、とても人気(にんき)がある
→あのレストランは高いけれども、とても人気がある

③部長(ぶちょう)になったものの、まったく給料(きゅうりょう)が上(あ)がらない
→部長になったけれども、まったく給料が上がらない
(復習:まったく〜ない

④大学(だいがく)を卒業(そつぎょう)したものの、仕事(しごと)が見(み)つからない
→大学を卒業した、仕事が見つからない


【説明】
「〜ものの」は「〜けれども」「〜が」という意味(いみ)を表(あらわ)す文型(ぶんけい)です。前(まえ)に言(い)ったことに対(たい)して意外(いがい)なことや、予想(よそう)されることと違(ちが)うことが起(お)きる場合(ばあい)によく使(つか)われる逆接表現(ぎゃくせつひょうげん)です😊

[例]
①欲しかったバッグを買ってもらったものの、まだ1度も使っていない
【予想されること】欲しかったバッグだから、毎日使っている
【実際】まだ1度も使っていない 

②あのレストランは高いものの、とても人気がある
【予想されること】高いから、人気がない
【実際】とても人気がある 

③部長になったものの、給料が上がらない
【予想されること】部長になったから、給料が上がる
【実際】給料が上がらない


「〜ものの」も「もの」シリーズの1つとして覚(おぼ)えておくといいと思(おも)います😉
 
【「もの」シリーズ】
〜たいものだ・〜てほしいものだ
〜たものだ
〜たものではない
〜というもの(Nというもの)
〜ないものだろうか
〜ないものは〜ない
〜もの・〜んだもの
〜ものか
〜ものがある
〜ものだ(感慨)
〜ものだ(本来の性質・一般的な考え方)
〜ものだ・〜ものではない

〜もので・〜ものだから
〜ものと思っていた
〜ものなら
〜ものの
〜ものを
〜ようものなら 

にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村 

↑このページのトップヘ