絵でわかる日本語

日本語文法・自動詞他動詞・口語形・間違えやすい日本語・擬音語・擬態語などを「絵」で説明します。日本語を勉強している人のためのブログです😊

カテゴリ:自動詞・他動詞 > 混乱しやすい動詞

今回(こんかい)は上級(じょうきゅう)レベルの混乱(こんらん)しやすい動詞(どうし)「甘(あま)える・甘(あま)やかす」についてです。日本語(にほんご)を教(おし)えていた時(とき)に、混乱している人(ひと)がとても多(おお)かったので「絵(え)」にしてみました😊基本(きほん)の使(つか)い方(かた)をしっかりと覚(おぼ)えて、会話(かいわ)で使(つか)ってみましょう😀
(復習:〜やすい

blog甘える・甘やかす
上(うえ)の絵(え)では「甘える」人は【娘(むすめ)】「甘やかす」人は【父(ちち)】となります。


甘える 
甘やかす


これが基本(きほん)の使(つか)い方(かた)になります😊助詞(じょし)も一緒(いっしょ)に覚(おぼ)えておきましょう。基本の使い方が上手(じょうず)に使えるようになったら、いろんな文型(ぶんけい)と使(つか)ってみてください😀

[例]
妻(つま):あなた、ちょっと娘を甘やかしすぎ
夫(おっと):すまん…甘えられると、つい甘やかしてしまうんだよな 
(復習:〜すぎ(名詞化))  
(復習:〜ん(口語形)) 
(復習:〜てしまう(残念・後悔)) 

A:主人(しゅじん)ったら、娘を甘やかしてばかりいるのよ
B:そっか…だいたいの父親(ちちおや)は娘を甘やかすものだからね
(復習:〜ったら(Nったら)
(復習:〜てばかりいる・〜てばかりだ) 
(復習:だいたい(大部分)) 
(復習:〜ものだ(一般的考え方)) 

うちの猫(ねこ)の甘えっぷりはとてもかわいいよ〜

(復習:〜ぶり・〜っぷり) 

彼氏(かれし):もっと僕(ぼく)に甘えてもいいんだ
彼女(かのじょ):うん、ありがとう〜 


「甘える・甘やかす」は会話(かいわ)でもよく使いますので、覚(おぼ)えておくといいと思(おも)います😉

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「見(み)る」「見(み)せる」は初級(しょきゅう)で勉強(べんきょう)する動詞(どうし)ですが、混乱(こんらん)しやすい動詞の1つです。会話(かいわ)で間違(まちが)えないようにしっかりと復習(ふくしゅう)をしておきましょう😉
(復習:混乱しやすい動詞) 
(復習:〜やすい) 
(復習:〜ように(目的)

blog見る・見せる
上(うえ)の絵(え)では「見る」人は【A】「見せる」人は【B】となります。


A(B)写真見(み)る 
BA写真見(み)せる


これが基本(きほん)の使(つか)い方(かた)になります😊助詞(じょし)も一緒(いっしょ)に覚(おぼ)えておきましょう。基本の使い方が上手(じょうず)に使えるようになったら、いろんな文型(ぶんけい)を一緒に使(つか)ってみてください😀

[例]
①彼氏(かれし):今度(こんど)のデートはどこに行(い)きたい?
 彼女(かのじょ):おもしろい映画(えいが)が見たいな〜
【「見る」+「〜たい」】

②学生(がくせい):先生(せんせい)、私(わたし)の作文(さくぶん)を見てください
 先生(せんせい):いいですよ。見せてください
【「見る」+ください】
【「見せる」+ください】


③山田(やまだ):しまった!教科書(きょうかしょ)を忘(わす)れてしまった!
 田中(たなか):私が見せてあげる
【「見せる」+「〜てあげる」】
(復習:〜てしまう(残念・後悔)

④私:先週(せんしゅう)、旅行(りょこう)に行(い)ったの。写真(しゃしん)を見てちょうだい
 友達(ともだち):うん!見せて見せて〜
【「見る」+「〜てちょうだい」】
【「見せる」+「〜てください」】

(復習:〜てちょうだい) 


みなさんも、会話(かいわ)で自然(しぜん)に使えるようにがんばってくださいね😉

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「貸(か)す」「借(か)りる」は初級(しょきゅう)で勉強(べんきょう)しますが、動詞(どうし)によって主語(しゅご)が変(か)わる複雑(ふくざつ)な単語(たんご)の1つです😨
(復習:〜によって(区別)) 

blog貸す人・借りる人
Aさんが「貸す人」、Bさんが「借りる人」だということをしっかりと覚(おぼ)えてから、例文(れいぶん)を見(み)てみてください。

blog貸す・借りる

[例文]
①Aさんの母(はは):あの本(ほん)はどこにあるの?
 Aさん:Bさんに貸した

②Bさんの友達(ともだち):新(あたら)しい本を買ったの?
 Bさん:Aさんに借りた


「貸す人」と「借りる人」をしっかりと区別(くべつ)をして覚(おぼ)えましょう😀 

AはBに本を貸す
BはAに本を借りる



これが基本(きほん)です。まずはこれをしっかりと覚えて、正(ただ)しく使(つか)えるようにしましょう。助詞(じょし)も一緒(いっしょ)に覚えておくといいと思(おも)います😉

基本が覚えられた人は
「〜てあげる」「〜てもらう」「〜てくれる」などと一緒に使用(しよう)した時(とき)に、主語(しゅご)が誰(だれ)になるかを考(かんが)えてみましょう。下(した)の練習(れんしゅう)は全(すべ)て基本の例文(れいぶん)と同(おな)じように「貸す人」はA、「借りる人」はBです混乱(こんらん)しがちですので気(き)をつけましょう😐
(復習:〜がち

[練習]
AはBに本を貸してあげた
AはBに本を貸してくれた
BはAに本を貸してもらった


【余裕のある人へ】
「〜てあげる」「〜てもらう」「〜てくれる」が正しく使えるようになったら、次(つぎ)は「〜てください」「〜てくれませんか」「〜てもいいですか」「〜てもらえませんか」「〜たい」「〜てほしい」などが使えるように練習してみてください😀この場合も「貸す人」はA、「借りる人」はBです

[練習]
①B:本を貸してください
 A:いいですよ

②B:本を貸してくれませんか
 A:いいですよ

③B:本を借りてもいいですか
 A:いいですよ

④B:本を貸してもらえませんか
 A:いいですよ

⑤B:本を借りたいんだけどいい?
 A:いいよ〜

⑥B:本を貸してほしいんだけどいい?
 A:いいよ〜


「貸す」「借りる」は上手(じょうず)に使えるようになるまで、時間(じかん)がかかる単語(たんご)です😔日常会話(にちじょうかいわ)でもとてもよく使いますので、正しく使えるようにがんばってくださいね😊
(復習:〜かかる
(練習:貸す・借りるの使い方(練習問題)

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みなさんは「髪(かみ)が伸(の)びる」「髪が生(は)える」をきちんと使(つか)い分(わ)けていますか😮?「髪が伸びる」と「髪が生える」は意味(いみ)が違(ちが)いますので、しっかりと区別(くべつ)をしておきましょう😀
髪が伸びる

【髪(かみ)が伸(の)びる】 

「髪が伸びる」とは「髪が長くなる」という意味です。
(復習:〜とは(定義・説明)) 

髪が前(まえ)よりも長(なが)くなったと言(い)いたい時(とき)に「髪が伸びた」と言います😊

髪が生える

【髪が生(は)える】

「髪が生える」とは「髪がない状態(じょうたい)から発生(はっせい)した」「ない状態から出(で)てきた」という意味です。

髪がなかった状態から髪が発生した場合(ばあい)に使いますので、「髪がなかった人(ひと)」や「赤(あか)ちゃん」について言う時に使われます😉「〜が生える」は発生を表(あらわ)す「〜てくる」とよく使いますので、セットで覚(おぼ)えておきましょう。
(復習:〜てくる


「〜が伸びる」と「〜が生える」は「髪の毛(かみのけ)」に限(かぎ)らず、「眉毛(まゆげ)」や「ヒゲ」「腕(うで)の毛(け)」や「足(あし)の毛」といった全身(ぜんしん)の「毛」に使うことができます😮
(復習:〜といった
(復習:〜に限らず(〜も)

[例]
ヒゲが伸びた

髪がある人が「髪が生えた」というと、会話(かいわ)がおかしくなりますので気(き)をつけましょう😀


【余裕がある人へ】
「〜が生える(自動詞)」は使われる場合が決(き)まっていますので、いくつか覚えておくといいと思います😉
カビが生える

・カビが生える
歯が生える・カビが生える

・歯(は)が生える
・草(くさ)が生える(植物に使います)
・爪(つめ)が生える
(ケガをして爪がなくなった後に生えてきたという場合に使います)

さらに余裕(よゆう)がある人は、「伸ばす(他動詞)」「生やす(他動詞)」なども覚えておきましょう。


「〜が伸びる」「〜が生える」は会話でもとてもよく使いますので、しっかりと使い分けをしておくといいと思います😉

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今回は「聞く・聞かす」についてです。動詞によって主語が変わる「混乱しやすい動詞」の1つですね😊
会話で間違えないようにしっかりと覚えましょう😀 
blog聞くvs聞かす
上の絵で「聞く」人、「聞かす」人はそれぞれどちらかわかりますか?

「聞く」の主語は【子供】、「聞かす」の主語は【先生】ですね😄

子供は物語を聞く(他動詞)
先生は(子供に)物語を聞かす(他動詞)

これが基本的な使い方になります😊「聞く」は入門で勉強する動詞ですから難しくないですね😉基本をしっかり覚えて上手に使えるようにがんばってください。

中級〜上級レベルの人へ
この「聞かす(他動詞)」という単語は、中級後半〜上級にかけて勉強する使役の意味を含む動詞の1つです😮ですから、みなさんが初級(N4)の時に勉強した聞く」の使役形「聞かせる」と意味は同じになります😉

先生(子供)物語聞かす(他動詞)
先生(子供)物語聞かせる(「聞く」の使役形)


上の例文は同じ意味で使われます😊「聞かす」は使役の意味を含みますから助詞の使い方も「聞かせる」の例文と同じで、動作主を表す助詞「に」が使用されます😀少し難しい説明になりましたが、もうすでにN1に合格した人は「使役の意味を含む動詞」や「受身の意味を含む動詞」などもしっかり使えるようになるといいですね😆 
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「夢中」も主語によって動詞が変わる単語のひとつです😨
blog夢中
上の絵で「夢中になる」「夢中にする」の主語はそれぞれどちらかわかりますか😮?

ファンはアイドルに夢中になる
アイドルはファンを夢中にする


これが基本的な例文です😊 「夢中になる」のは【ファン】、「夢中にする」のは【アイドル】と覚えてしまいましょう😀助詞も一緒に覚えてしまうといいですね😉

また、下の絵のように動詞を使わないで使用することもできます。
blog夢中2
中級〜上級レベルの人へ
「アイドルはファンを夢中にする」は使役形を使った「アイドルはファンを夢中にさせる」と同じ意味です😄「夢中にさせる」という表現はよく使いますので一緒に覚えてしまいましょう😉
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テストをする」と「テストを受ける」も主語によって動詞が変わります😮
blogテストをする
上の絵では、「テストをする」の主語と「テストを受ける」の主語が誰かわかりますか?

「テストをする」→先生
「テスをと受ける」→学生


これを基本にしっかりと使い分けられるようにがんばりましょう😊
使い方は下の絵の通りです。
blogテストをする2
「迷惑するvs迷惑をかける」の時に説明しましたが、受身形はほとんどの場合、被害の気持ちなどを強調します。ですから「テストをする」に対して「*先生にテストをされた」という言い方は使われませんので注意しましょう。

日本語の授業で「昨日、日本語能力試験をしました」と言ってしまっている人はこれから気をつけましょうね😉
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迷惑する」「迷惑をかける」も主語によって動詞が変わるものの1つです😨
blog迷惑
上の絵では、「迷惑している」のと「迷惑をかけている」のは一体誰でしょうか?
「迷惑する人」と「迷惑をかける人」をしっかり理解して、正しく使えるようにしましょう😊
blog迷惑2
これが基本となりますので、しっかりと覚えてしまいましょう😀

「迷惑する」のは【被害を受ける人】「迷惑をかける」のは【被害を与える人】ですね。また、「迷惑をかける」の受身形「迷惑をかけられる」のは「迷惑する」人と同じです。(迷惑する人=迷惑をかけられる人)「首になる・首にする」の時に説明したように、受身形を使うと被害の気持ちを強調することができます😉

「迷惑」という単語自体は簡単に覚えられますが、主語が誰か考えながら正しく使えるようにがんばってくださいね😊 

「首」とは「解雇」を表す言葉です。
首にする」と「首になる」も主語が決まる動詞の1つです。
blog今日で首だ
上の絵で「首にする」人と「首になる」人は誰か分かりますか?

「首にする」のは「社長」で「首になる」のは「社員」ですね😊 
blog首にする②
使い方はこのようになります。これを基本として覚えるといいですね😊

「今日、首になった」と「今日、首にされた」の主語はどちらも社員ですが、「今日、首にされた」と受身形を使うことで「被害・迷惑」などの気持ちを強調することができます😀(受身形:今日、私は社長に首にされた)突然解雇された場合などにはぴったりの表現ですね。日常会話やドラマなどでもよく使われる表現ですので覚えておくと便利です😉 

blog預かるvs預ける
「預かる」「預ける」は動詞によって主語が変わる複雑な単語の1つです。

「預かる」の主語は【銀行】「預ける」の主語は【客】というのをしっかりと覚えておきましょう。

(銀行はお客さんの)お金を預かる
(お客さんは銀行に)お金を預ける


これが基本です。まずはこれをしっかりと覚えて理解しておかなければなりません。助詞も一緒に暗記しておくといいですね😊

前回の「相談する・相談にのる」と同じように「〜てあげる」「〜てもらう」「〜てくれる」などと一緒に使用した時に、主語が誰になるかを考えてみましょう。下の練習は全て基本の例文と同じように「預かる人」は母、「預ける人」は私です。混乱しないようにしましょう😐

[練習]
今日は仕事が忙しかったので、母子供を預けた
今日は仕事が忙しかったので、母子供を預かってもらった
今日は仕事が忙しかったので、母子供を預かってくれた
今日は仕事が忙しかったので、母「子供を預かってあげるよ」と言ってくれた

中級〜上級レベルの人へ
「〜てもらえませんか/〜ていただけませんか」「〜てくれませんか/〜てくださいませんか」など、疑問形と使った場合に主語が誰になるかを考えて、実際に使えるようにがんばってください😀

*これらも基本例文と同じように「預かる人」はホテル、「預ける人」は客です

[練習]
(ホテルで)すみません、荷物を預かってもらえませんか/ていただけませんか?(話し手→客)
(ホテルで)すみません、荷物を預かってくれませんか/てくださいませんか?(話し手→客)
(ホテルで)すみません、チェックインまで荷物を預けてもいいですか?(話し手→客)
(ホテルで)お客様、チェックインまでお荷物をお預かりいたしますよ。(話し手→ホテルの店員)


主語が決まる動詞シリーズは本当に複雑ですね…😥混乱してしまう人は無理をしないで、まず基本例文がしっかり覚えられるようにがんばりましょう😉



 

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