絵でわかる日本語

日本語文法・自動詞他動詞・口語形・間違えやすい日本語・擬音語・擬態語などを「絵」で説明します。日本語を勉強している人のためのブログです😊

カテゴリ: 日本語文法

blogというか〜というか
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+というか


【意味】
〜と言っていいのか、〜と言っていいのかわからないが


【例文】
①A:山田くんは、貯金(ちょきん)してばかりだね…
 B:うん。えらいというかケチすぎるというか、すごいよね…




②明日は娘(むすめ)の結婚式(けっこんしき)だ。嬉(うれ)しいというかさみしいというか、複雑(ふくざつ)な気持(きも)ちだ

③彼は変(へん)というかユニークというか、とても変(か)わっている


④私がN1に合格(ごうかく)するなんて、奇跡(きせき)というかラッキーだったというか信(しん)じられないわ!



【説明】
「AというかBというか〜」は「Aと言っていいのか、Bと言っていいのかわからないが」という意味(いみ)の文型(ぶんけい)です。どう表現(ひょうげん)したらいいのか、よくわからない時に使われます。 

[例]
①えらいというかケチすぎるというか、すごいよね…
→えらいと言っていいのか、ケチすぎると言っていいのかわからないけど、すごいよね

②嬉しいというかさみしいというか、複雑な気持ちだ
→嬉しいと言っていいのか、さみしいと言っていいのか複雑な気持ちだ

③彼は変というかユニークというか、とても変わっている
→変と言っていいのかユニークと言っていいのかわからないが、とても変わっていると思う


④私がN1に合格するなんて、奇跡というかラッキーだったというか信じられないわ!
→奇跡と言っていいのかラッキーと言っていいのかわからないが、信じられない


「という」がつく文型はたくさんありますので、復習(ふくしゅう)しておきましょう😉

【「という」がつく文型リスト】


【日本語文法リスト】 



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blogまじき
【接続】
動詞[辞書形]+まじき
名詞[辞書形]+にあるまじき
名詞[辞書形]+としてあるまじき


【意味】
〜てはいけない
〜として〜てはいけない



【例文】
①カンニングは、あるまじき行為(こうい)だ


②万引き(まんびき)をするなんて、警察官(けいさつかん)としてあるまじき行為だ


③無断欠席(むだんけっせき)するとは、社会人(しゃかいじん)にあるまじきことだ


④彼は、政治家(せいじか)としてあるまじき発言(はつげん)をした

⑤彼女は店員(てんいん)にあるまじき行動(こうどう)をし、レストランを首(くび)になった


⑥飲酒運転(いんしゅうんてん)は許(ゆる)すまじき行為だ


【説明】
「〜まじき」は「〜てはいけない」という意味の文型です。「Aにあるまじき〜」「Aとしてあるまじき〜」の形(かたち)で使われる場合(ばあい)は「A」には[職業(しょくぎょう)・立場(たちば)・地位(ちい)]などが入(はい)り、「Aとして〜てはいけない」「Aとして〜するべきではない」という意味になります。「あるまじき」「許すまじき」はよく使われる形で、「絶対(ぜったい)に〜てはいけない」「〜するのは許されない」という強い非難(ひなん)の気持ちを表します。古(ふる)い言い方で、使える単語(たんご)がほとんど決(き)まっています。



[例]
①カンニングは、あるまじき行為だ
→カンニングは、あってはいけない行為だ

②万引きをするなんて、警察官としてあるまじき行為だ
→警察官として、絶対にしてはいけない行為だ

③無断欠席するとは、社会人にあるまじきことだ
→無断欠席は、社会人として許されないことだ

④彼は、政治家としてあるまじき発言をした
→政治家として、するべきではない発言をした

⑤彼女は店員にあるまじき行動をし、レストランを首になった
→店員として許されない行動をし、首になった

⑥飲酒運転は許すまじき行為だ
→飲酒運転は、絶対にしてはいけない行為だ


「〜まじき」は日常会話で使われることはあまり多くありませんが、N1を受ける人はしっかりと覚えておきましょう😊

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blogようではないか
【接続】
動詞[意向形]+ようではないか
動詞[意向形]+ようではありませんか
動詞[意向形]+ようじゃないか


【意味】
一緒に〜しよう
一緒に〜しませんか



【例文】
①ボーナスもでたことだし、旅行(りょこう)に行こうではないか
→ボーナスもでたことだし、みんなで旅行に行こう


②仕事(しごと)のことは忘(わす)れて、楽(たの)しく飲もうではないか
→仕事のことは忘れて、一緒に楽しく飲もう

③A:もう少しで、完成(かんせい)しますね!
 B:はい。みんなでがんばろうじゃありませんか
→みんなで一緒にがんばりましょう

④部下:お腹(なか)がすきましたね…
 上司:そうだな。どこかで食事(しょくじ)をしようじゃないか
→一緒にどこかで食事をしよう

⑤みんなそろったね。では会議(かいぎ)を始(はじ)めようじゃないか
→ではみんなで会議を始めよう



【説明】
「Aようではないか」は「一緒(いっしょ)にAしよう」という意味(いみ)の文型です。「A」には、意志的(いしてき)な動作(どうさ)を表(あらわ)す動詞(どうし)が入(はい)ります。相手(あいて)に「一緒にAしよう」と、強(つよ)く誘(さそ)う場合(ばあい)に使われます。少しかたい言い方ですので、日常会話(にちじょうかいわ)では「〜よう」「〜ましょう」の方がよく使用(しよう)されます。「では」は「じゃ」にチェンジすることができます。



「よう」がつく文型は、たくさんありますので復習(ふくしゅう)しておきましょう😉

【「よう」がつく文型リスト】


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blogかもしれない

【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+かもしれない


【意味】
〜可能性がある


【例文】
①母:雨が降(ふ)るかもしれないから、傘(かさ)を持ってきなさい
 娘:は〜い
→雨が降る可能性があるから、傘を持ってきなさい


②毎日(まいにち)がんばって勉強したら、N1に合格(ごうかく)できるかもしれない
→N1に合格できる可能性がある

③A:朝(あさ)から、のどが痛(いた)いの…
 B:かぜをひいたかもしれない
→かぜをひいた可能性があるね

④A:今日はすごく寒(さむ)いね
 B:うん。雪(ゆき)が降るかもしれないわね
→雪が降る可能性があるわね

⑤A:山田くんは、今日のパーティーにくるかな
 B:最近(さいきん)忙(いそが)しそうだから、来ないかもしれない
→最近忙しそうだから、来ない可能性があるね




【説明】
「〜かもしれない」は「〜可能性(かのうせい)がある」という意味(いみ)の文型(ぶんけい)です。「〜でしょう・〜だろう」に比(くら)べて、確信性(かくしんせい)が低(ひく)い場合(ばあい)に使(つか)われます。日常会話(にちじょうかいわ)では「〜かも」という形(かたち)が使われることもあります。




[例]
A:今日はすごく寒いね
B:うん。雪が降るかも


「〜かもしれない」は初級(しょきゅう)で勉強する文型ですが、会話でもよく使われますので復習(ふくしゅう)しておきましょう😉

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blogくらい(数量)
【接続】
数量詞+くらい
疑問詞+くらい


【意味】
だいたい〜


【例文】
①娘:お母さん、お腹(なか)すいた〜!ごはんまだ?
 母:あと10分くらいでできるよ
→あと、だいたい10分でできるよ

②毎日(まいにち)1時間くらい運動(うんどう)をしている
→だいたい1時間運動をしている

③客:スマホが壊(こわ)れてしまいました…
 店員:修理(しゅうり)には1週間(しゅうかん)くらいかかります
→だいたい1週間かかります

④彼女には2歳(さい)くらいの息子(むすこ)がいるらしい
→だいたい2歳に見える息子がいるらしい

⑤A:このバッグかわいい!でも高(たか)そう…
 B:う〜ん、2000円くらいだと思うよ
→だいたい2000円前後(ぜんご)で買えると思うよ

⑥A:学校まで、どのくらいかかるの?
 B:バスで20分くらいだよ〜
→A:学校まで、だいたい何時間(なんじかん)かかるの?
 B:だいたい、バスで20分だよ


【説明】
「〜くらい」は「だいたい〜」という意味(いみ)です。「数量詞(すうりょうし)+くらい」の形(かたち)で使われ、「数量が〜に近い」「だいたい〜の程度(ていど)」と言いたい時に使用(しよう)されます。だいたいの量(りょう)や程度(ていど)を聞く場合(ばあい)は「疑問詞(ぎもんし)+くらい」の形が使われます。


[例]
学校まで、どのくらいかかるの?
学校まで、どれくらいかかるの?
学校まで、何時間くらいかかるの?


「〜くらい」には、いくつかの用法(ようほう)がありますので復習(ふくしゅう)しておきましょう😉

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【「くらい」がつく文型リスト】



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blogというものだ(説明)
【接続】
動詞[辞書形]+というものだ
名詞[辞書形]+というものだ


【意味】
ものの内容の説明


【例文】
①彼女の夢(ゆめ)は、王子様(おうじさま)と結婚(けっこん)してお城(しろ)に住むというものだ

②困(こま)った時に助(たす)けてくれるのが、本当の友達というものだ


③山田くんの今年の抱負(ほうふ)は、1年間で100万円貯(た)めるというものだそうだ




④あの会社(かいしゃ)に就職(しゅうしょく)するための条件(じょうけん)は、N1に合格しているというものだった



⑤我が社(わがしゃ)の目標(もくひょう)は、コストを下(さ)げず品質(ひんしつ)の良いものを提供(ていきょう)するというものです



【説明】
「〜というものだ」は、ものの[内容(ないよう)]や[機能(きのう)]を説明(せつめい)する文型です。 何(なに)かについての内容を説明したり、ものの機能を言う時に使われます。

[例]
①彼女の夢は、王子様と結婚してお城に住むというものだ
【彼女の夢の内容】王子様と結婚してお城に住む

②困った時に助けてくれるのが、本当の友達というものだ
【本当の友達の説明】困った時に助けてくれる人

③山田くんの今年の抱負は、1年間で100万円貯めるというものだそうだ
【抱負の内容】1年で100万円貯める

④あの会社に就職するための条件は、N1に合格しているというものだった
【条件の内容】N1に合格している

⑤我が社の目標は、コストを下げず品質の良いものを提供するというものです
【目標の内容】コストを下げず品質の良いものを提供する


「〜というものだ」には「本当に〜だと思う」という意味もあります。また「という」や「もの」がつく文型はたくさんありますので、復習(ふくしゅう)しておきましょう😉

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【「もの」がつく文型・「という」がつく文型リスト】



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blogものと思われる
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+ものと思われる
*な形容詞の現在辞書形は「ーな」+ものと思われる
*名詞の現在辞書形は「ーである」+ものと思われる


【意味】
たぶん〜だろう
おそらく〜だと思う



【例文】
①台風(たいふう)は、あさって日本に上陸(じょうりく)するものと思われます
→台風は、おそらくあさって日本に上陸するでしょう

 
②犯人(はんにん)は、ナイフを持ったまま逃(に)げたものと思われる
→たぶん犯人は、ナイフを持ったまま逃げたのだろう


③お金の貸し借り(かしかり)が、あの二人のケンカの原因(げんいん)になったものと思われる
→たぶん、お金の貸し借りがケンカの原因になったのだろう

④今回の事故(じこ)は、飲酒運転(いんしゅうんてん)によって起こったものと思われます
→おそらく飲酒運転によって起こったのだと思います


⑤近くの山で、2000年前に使われていたものと思われる壺(つぼ)が見つかったらしい
→たぶん2000年前に使われていただろうと推測される壺が見つかったらしい



【説明】
「〜ものと思われる」は[推測(すいそく)]を表(あらわ)す文型で、「たぶん〜だろう」「おそらく〜だと思う」という意味です。少しかたい言い方のため、書き言葉(かきことば)としてよく使用(しよう)され、多くの場合(ばあい)は改(あらた)まった場面(ばめん)で使われます。 




「もの」がつく文型はたくさんありますので、復習(ふくしゅう)しておきましょう😉

【「もの」がつく文型】



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blogこともあって
【接続】
動詞・形容詞[普通形]+こともあって
名詞[普通形]+ということもあって


【意味】
他にも理由があるが、〜ので
他にも理由があるが、〜から



【例文】
①お母さんは、寝不足(ねぶそく)ということもあって虫の居所が悪い


②彼はスポーツができることもあって、すごくモテる


③いとことは年(とし)が近いこともあって、とても気が合う
*「年が近い」は「年齢(ねんれい)が同じくらい」という意味


④彼女が試合(しあい)を見に来ていたこともあって、すごく緊張(きんちょう)した

⑤田中さんは英語と中国語ができることもあって、大きな会社に就職(しゅうしょく)した


【説明】
「〜こともあって」は「他(ほか)にも理由(りゆう)があるが、〜ので」「他にも理由があるが、〜から」という意味の文型です。いくつか原因(げんいん)や理由がある中から、1つを選(えら)んで言う場合(ばあい)に使われます。

[例]
①お母さんは、寝不足ということもあって虫の居所が悪い
→寝不足だし疲れているので、虫の居所が悪い

②彼はスポーツができることもあって、すごくモテる
→イケメンだしスポーツもできるので、すごくモテる

③いとことは年が近いこともあって、とても気が合う
→年が近いし趣味も同じなので、とても気が合う

④彼女が試合を見に来ていたこともあって、すごく緊張した
→彼女もお母さんも妹も見に来ていたので、すごく緊張した

⑤田中さんは英語と中国語ができることもあって、大きな会社に就職した
→英語と中国語が話せるし、頭もいいので、大きな会社に就職した


[原因・理由]を表(あらわ)す「こと」がつく文型の復習(ふくしゅう)をしておきましょう😉

【関連文型】




【「こと」がつく文型】



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blogと言えなくもない
【接続】
動詞・形容詞・名詞[普通形]+と言えなくもない


【意味】
まあまあ〜だ
まあまあ〜だと言える


【例文】
①80点だったら、がんばったと言えなくもないわね

②A:田中さんの彼氏はイケメンなの?
 B:う〜ん、イケメンと言えなくもないかな



③彼の考え方が間違(まちが)っていると言えなくもない


④ここの料理はおいしいと言えなくもないが、ちょっと高すぎる


⑤あの歌手はとても人気があるが、歌が下手だと言えなくもない


【説明】
「Aと言えなくもない」は二重否定(にじゅうひてい)を使った文型で、「まあまあ、Aだ」「まあまあ、Aだと言える」という意味(いみ)です。「まあまあAだと言えるが、しかし〜」と言いたい時によく使われます。はっきりと「Aだ」「Aだと言える」と断定(だんてい)しない場合(ばあい)に使用(しよう)される文型です。

[例]
①80点だったら、がんばったと言えなくもないわね
→80点だったら、まあまあがんばったと言えるわね

②う〜ん、イケメンと言えなくもないかな
→まあまあイケメンかな

③彼の考え方が間違っていると言えなくもない
→彼の考え方が少し間違っていると思う

④ここの料理はおいしいと言えなくもないが、ちょっと高すぎる
→まあまあおいしいが、ちょっと高すぎる

⑤あの歌手はとても人気があるが、歌が下手だと言えなくもない
→まあまあ下手だと言える…


日本語には、他(ほか)にも二重否定を表(あらわ)す文型がありますので復習(ふくしゅう)をしておきましょう😉

【二重否定の文型】






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blogでもしたら
【接続】
動詞[ます形]+でもしたら
名詞[辞書形]+でもしたら


【意味】
もし〜したら


【例文】
①母:どうしたの?
 娘:急(きゅう)に雨が降(ふ)ってきちゃって…
 母:早く乾(かわ)かしなさい。かぜをひきでもしたら大変(たいへん)よ




②お兄ちゃんのゲームを壊(こわ)しでもしたら、すごく怒(おこ)られるだろう…



③もっと注意(ちゅうい)して運転(うんてん)しなさい!事故(じこ)を起(お)こしでもしたらどうするの!

④母:早く寝(ね)なさい!明日、寝坊(ねぼう)でもしたら試験(しけん)が受(う)けられなくなっちゃうわよ
 息子:は〜い

⑤歩きスマホはしちゃだめだよ!階段(かいだん)から落(お)ちでもしたら大(おお)ケガするよ





【説明】
「AでもしたらB」は「もしAしたらB」という意味(いみ)の文型です。「B」には、よくないことや、困(こま)った状況(じょうきょう)が入(はい)ります。「もしAしたら、Bのようなよくない状況になるよ」と言いたい時に使われ、相手(あいて)を心配(しんぱい)したり、注意(ちゅうい)をするように言う時に使用(しよう)されます。


[例]
①早く乾かしなさい。かぜをひきでもしたら大変よ
→もしかぜをひいたら大変よ
【よくないこと】かぜをひく

②お兄ちゃんのゲームを壊しでもしたら、すごく怒られるだろう…
→もしお兄ちゃんのゲームを壊したら、すごく怒られるだろう
【よくないこと】すごく怒られる

③もっと注意して運転しなさい!事故を起こしでもしたらどうするの!
→もし事故を起こしたらどうするの!
【よくないこと】事故を起こす

④明日、寝坊でもしたら試験が受けられなくなっちゃうわよ
→もし寝坊したら、試験が受けられなくなっちゃうわよ
【よくないこと】試験が受けられない

⑤歩きスマホはしちゃだめだよ!階段から落ちでもしたら大ケガするよ
→もし階段から落ちたら、大ケガするよ
【よくないこと】大ケガ


「〜でも」には、例(れい)をあげて言う用法(ようほう)もありますので復習(ふくしゅう)しておきましょう😉

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