【接続】
名詞[辞書形]+が+名詞[辞書形]なら+名詞[辞書形]+も+名詞[辞書形]だ
【意味】
〜も〜も、どちらもよくない
【例文】
①このレストランは味(あじ)が味ならサービスもサービスだ
→味もサービスも、どちらも最悪だ
②A:毎日遅刻(ちこく)して、先生に怒(おこ)られないの?
B:怒られないよ〜。先生も毎日遅れてくるし
A:…。学生が学生なら、先生も先生ね…
→学生も先生も、どちらもよくないね…
③A:お隣(となり)の奥(おく)さんは、何(なに)かにつけ文句(もんく)を言ってくるの…
B:聞いたところによると、旦那(だんな)さんもそうらしいわよ
A:…。妻(つま)が妻なら、夫(おっと)も夫だね
→妻も夫もどちらもよくないね
④A:あの家(いえ)の子は、すごく乱暴(らんぼう)よね…
B:うん。でも注意(ちゅうい)すると、母親(ははおや)がキレるんだって
A:そうなんだ…親が親なら、子も子だね
→親も子供も、どちらもよくないんだね
【説明】
「AがAならBもBだ」は「AもBもどちらもよくない」という意味の文型です。 「A」と「B」には、[親・子][夫・妻]など、関係(かんけい)が深(ふか)い人やものが入ります。「A」と「B」の両方(りょうほう)を批判(ひはん)する場合(ばあい)によく使われます。「AがAならBもBだ」は「AもAならBもBだ」にチェンジすることもできます。
[例]
味が味ならサービスもサービスだ
→味も味ならサービスもサービスだ
「〜が〜なら〜も〜だ」はよく使われる文型ですので、上級(じょうきゅう)レベルの人は覚えておきましょう😉
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