【接続】
名詞[辞書形]+の至り
【意味】
非常(ひじょう)に〜だ
【例文】
①最優秀賞(さいゆうしゅうしょう)をいただけるなんて、感激(かんげき)の至(いた)りです
→最優秀賞をいただけて、とても感激しています
②チームのリーダーにならせていただき、光栄(こうえい)の至りです
→リーダーにならせていただき、とても光栄です
③部下:昨日(きのう)は飲みすぎてしまい赤面(せきめん)の至りです…
上司:まあ、たまにはいいんじゃないか?
→昨日は飲みすぎてしまい、とても恥(は)ずかしく思っています…
④何から何までお世話(せわ)になり、恐縮(きょうしゅく)の至りです
→何から何までお世話になり、本当にありがとうございました
⑤このようなミスをしてしまい、汗顔(かんがん)の至りです
→このようなミスをしてしまい、とても恥ずかしいです
【説明】
「Aの至(いた)り」は「非常(ひじょう)にAだ」という意味で、「最高(さいこう)の状態(じょうたい)だ」ということを強調(きょうちょう)する文型です。「A」には決(き)まった名詞(めいし)に使われます。とてもかたい言い方で、多くの場合は改(あらた)まった場面(ばめん)で使用(しよう)されます。
【余裕のある人へ】
「若気の至り(わかげのいたり)」は「若(わか)かったので、いいことと悪(わる)いことの判断(はんだん)ができなかった」「若さのせいで悪いことをしてしまった」と言いたい時に使われる慣用表現(かんようひょうげん)です。
[例]
学生の頃(ころ)は若気の至りで、ケンカばかりしていた
若気に至りとはいえ、あの時は大変(たいへん)失礼(しつれい)なことを言ってしまい申し訳(もうしわけ)ありませんでした
「至る」がつく文型の復習(ふくしゅう)をしておきましょう😊
【「至る」がつく文型】
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