【接続】
名詞[辞書形]+を顧みず
名詞[辞書形]+も顧みず
【意味】
〜を気(き)にしないで
〜のことを考えないで
【例文】
①彼女は医者(いしゃ)の忠告(ちゅうこく)を顧(かえり)みず、お酒を飲み続けている
②A:昨日の火事(かじ)はすごかったね…
B:うん。消防士(しょうぼうし)は危険(きけん)を顧みず、建物(たてもの)の中に入っていったそうよ
③彼は危険を顧みず、子供(こども)を助(たす)けに行った
④彼らは自分(じぶん)の命(いのち)を顧みず、敵(てき)に向(む)かっていった
⑤あのカメラマンは命の危険を顧みず、戦地(せんち)へ行った
【説明】
「〜を顧(かえり)みず」は「〜を気にしないで」「〜のことを考えないで」という意味の文型です。多くの場合は「〜のことを考えないで、危険なことに立ち向かっていく」と言いたい時に使われ、「すばらしい」「勇敢(ゆうかん)だ」などと思う気持(きも)ちを表します。「〜を顧みず」は「〜も顧みず」にチェンジすることができます。
[例]
①彼女は医者の忠告を顧みず、お酒を飲み続けている
→医者の忠告を気にしないで、お酒を飲み続けている
②消防士は危険を顧みず、建物の中に入っていったそうよ
→危険だということを考えないで、建物の中に入っていった
[「勇敢ですばらしい」と思う気持ち]
③彼は危険を顧みず、子供を助けに行った
→危険だということを考えないで、子供を助けに行った
[「勇敢だ」と思う気持ち]
④彼らは自分の命を顧みず、敵に向かっていった
→自分の命が危ないということを考えないで、敵に向かっていった
[「勇敢だ」と思う気持ち]
⑤あのカメラマンは命の危険を顧みず、戦地へ行った
→命の危険を考えないで、戦地へ行った
[「勇敢だ」と思う気持ち]
「〜を顧みず」に似(に)ている文型はいくつかありますので、一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😉
【類似文型】
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