blogには〜が
【接続】
動詞[辞書形]+には〜が


【意味】
一応(いちおう)〜するが、しかし〜
一応〜したが、しかし〜



【例文】
①娘:お母さんに謝(あやま)ったほうがいいよ!
 父:謝るには謝るが、許(ゆる)してくれないだろうな…
→一応(いちおう)謝るが、許してくれないだろうな…


②A:今年は日本語能力試験(のうりょくしけん)を受(う)けないの?
 B:受けるには受けるんだけど、合格(ごうかく)できないと思うな…
→一応受けるが、合格できないと思うな

③借(か)りた本を読むには読んだが、難(むずか)しすぎてよくわからなかった
→一応読んだが、難しすぎてよくわからなかった



④N1に合格するにはしたが、ぎりぎりだった
→一応合格したが、ぎりぎりだった

⑤姉:お母さんに留学(りゅうがく)したいって言ってみたら?
 妹:言ってみるには言ってみるけど、たぶんダメって言われると思う
→一応言ってみるが、たぶんダメって言われると思う



【説明】
「AにはAが〜」は「一応(いちおう)Aするが、しかし〜」という意味の文型です。「A」には、同じ動詞が入ります。これからすることは「V辞+には+V辞+が〜」になり、もうしてしまったことには「V辞+には+Vた形+が〜」になります。結果(けっか)がどうなるかわからない時や、思った通(とお)りの結果にならなかったという意味で使用(しよう)されます。多くの場合(ばあい)、「一応Aしてみるが、どうなるかわからない」「一応Aしたが、いい結果にはならなかった」などと言いたい時に使います。



似(に)ている文型に「〜ことは〜が」がありますので、復習(ふくしゅう)をしておきましょう😊

【関連文型】




語学(日本語)ランキング
にほんブログ村 外国語ブログ 日本語(外国語)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村