【接続】
名詞[辞書形]+ときたら
【意味】
〜は
【例文】
①うちの娘(むすめ)ときたら、スマホを持ってトイレに入(はい)ると1時間以上(いじょう)出てこない…
→うちの娘は、スマホを持ってトイレに入ると1時間以上出てこない
②あの子ときたら、いつも遅(おく)れてくるのよ!
→あの子は、いつも遅れてくる!
③うちの息子(むすこ)ときたら、勉強もしないでゲームをしてばかりいる
→うちの息子は、勉強もしないでゲームをしてばかりいる
④今年の新入社員(しんにゅうしゃいん)ときたら、敬語(けいご)も使えないのか!!
→今年の新入社員は、敬語も使えないのか!!
⑤A:昨日の飲み会楽(たの)しかった?
B:うん。でも山田くんときたら、お金を払(はら)わないで帰ったのよ
A :また!?
→山田くんは、お金を払わないで帰ったのよ
⑥あのレストランときたら、水だけで1000円もするんだよ
→あのレストランは、水だけで1000円もするんだよ
⑦最近(さいきん)のネットニュースときたら、うそばかりだ!
→最近のネットニュースは、うそばかりだ!
【説明】
「AときたらB」は「AはBだ」という意味の文型です。この文型は、話し手(はなして)の「A」に対(たい)する非難(ひなん)の気持ちや不満(ふまん)、怒(いか)り、あきれる気持ちを表(あらわ)します。「AはBで困(こま)る」「AはBであきれてしまう」「AはBで腹が立つ(はらがたつ)」と言いたい時などに使われます。「A」には人・動物(どうぶつ)・ものが入ります。
[例]
①うちの娘ときたら、スマホを持ってトイレに入ると1時間以上出てこない…
→1時間は出てこないので困る
②あの子ときたら、いつも遅れてくるのよ!
→いつも遅れてくるから腹が立つ
③うちの息子ときたら、勉強もしないでゲームをしてばかりいる
→ゲームをしてばかりいるからあきれてしまう
④今年の新入社員ときたら、敬語も使えないのか!!
→敬語も使えなくてあきれてしまう
→敬語も使えなくて困る
⑤山田くんときたら、お金を払わないで帰ったのよ
→お金を払わないで帰って、腹が立つ
⑥あのレストランときたら、水だけで1000円もするんだよ
→水だけで1000円もして困る
⑦最近のネットニュースときたら、うそばかりだ!
→うそばかりで困る
「〜ときたら」は話し言葉として使われる文型です。非難の用法(ようほう)の他(ほか)に、「〜のような場合(ばあい)になると、〜になるのが当然だ」という意味もありますので一緒(いっしょ)に覚えておきましょう😉
【関連文型】
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