【どの口が言う(どのくちがいう)】
[使う時]
「あなたはそんなこと言(い)える立場(たちば)じゃない」と言(い)いたい時(とき)
「お前(まえ)が言うなよ」と言いたい時
[例文]
A:甘(あま)いものの食(た)べすぎはよくないよ〜
B:は?どの口(くち)が言(い)ってんの?
→は?あなたに言われたくないよ
(復習:〜すぎ(名詞化))
(復習:〜ん(〜てんの))
A:遅刻(ちこく)しちゃダメだよ
B:自分(じぶん)は遅刻してばかりいるのに、どの口が言っているの?
→あなたに言われたないよ…
(復習:〜ちゃ・〜じゃ)
(復習:〜てばかりいる・〜てばかりだ)
A:お酒(さけ)は飲(の)みすぎないほうがいいよ〜
B:どの口が言っているの?
→あなたに言われたくないよ
(復習:〜すぎる)
[説明]
「どの口(くち)が言(い)う」というのは「あなたはそんなこと言(い)えないよ」「お前(まえ)が言うなよ」と言いたい時(とき)に使(つか)われる表現(ひょうげん)です。多(おお)くの場合(ばあい)、自分(じぶん)がちゃんとしていないことや、できないことを相手(あいて)に「〜したほうがいいよ」「〜しないほうがいいよ」などと注意(ちゅうい)したり、アドバイスした時に相手から「あなたに言われたくない」と言い返(かえ)される時に使用(しよう)されます😅
[例]
A:甘いものの食べすぎは、よくないよ〜
B:は?どの口が言ってんの?
→Aも甘いものをたくさん食べているのに、Bに注意したので「あなた(A)に言われたくない」とBに言われた
A:遅刻しちゃダメだよ
B:自分も遅刻してばかりいるのに、どの口が言っているの?
→Aはいつも遅刻しているのに、Bに注意したので「あなた(A)に言われたくない」とBに言われた
A:お酒(さけ)は飲(の)みすぎないほうがいいよ〜
B:どの口が言っているの?
→Aはいつも飲みすぎているのに、Bに「飲みすぎないほうがいい」といったので、「あなた(A)に言われたくない」とBに言われた
「どの口が言う」は「どの口が言っているの?」の形(かたち)で使われることがとても多(おお)いです。相手(あいて)を非難(ひなん)する気持(きも)ちを込(こ)めて言(い)う表現(ひょうげん)で、友達(ともだち)や家族(かぞく)と使うと覚(おぼ)えておきましょう😀
(復習:〜を込めて・〜を込めた)
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