blogてはじめて
*(復習:「氷」と「アイス」

【接続】
動詞[形]+てはじめて 


【意味】
〜てから、やっと〜した


【例文】
①友達(ともだち)に言(い)われてはじめて間違(まちが)いに気(き)がついた
→友達に言われてから、やっと間違いに気がついた
[今までずっと間違いに気づいていなかった]

②日本語(にほんご)が話(はな)せるようになってはじめて、日本語を勉強(べんきょう)する楽(たの)しさがわかった
→日本語が話せるようになってから、やっと日本語を勉強する楽しさがわかった
[日本語が話せるようになるまで、楽しさがわからなかった]

③外国(がいこく)に住(す)んではじめて、日本(にほん)の良(よ)さに気づくことができた
→外国に住んでから、やっと日本の良さに気づくことができた
[外国に住むまで、日本の良さを知らなかった]

④子供(こども)を産(う)んではじめてお母(かあ)さんの大変(たいへん)さがわかった
→子供を産んでから、やっとお母さんの大変さがわかった
[子供を産むまで、お母さんの大変さを知らなかった]

⑤病気(びょうき)になってはじめて健康(けんこう)のありがたさを知(し)るものだ
→病気になってから、やっと健康のありがたさを知るものだ
[病気になるまで、健康なのは当然(とうぜん)だと思(おも)っていた]



【説明】
「〜てはじめて」は「〜てから、やっと〜した」という意味(いみ)の文型(ぶんけい)です。この文型は「〜てから、その時(とき)になって、やっと〜がわかった」とう意味で、何(なに)かを経験(けいけん)した結果(けっか)、「今(いま)まで知(し)らなかったことを知ったり、気(き)づいていなかったことに気づいた」と言(い)いたい時に使(つか)います。「〜てはじめて」とよく一緒(いっしょ)に使われる言葉(ことば)をいくつか覚(おぼ)えておくといいと思(おも)います😊

[「〜てはじめて」の後(うし)ろによく使われる言葉]
・〜てはじめて+気がつく・気づく
・〜てはじめて+わかる
・〜てはじめて+知る など


【上級レベルの人へ】
「〜てはじめて」には「〜の条件(じょうけん)があって、〜できる」「〜ができたら、〜できる」という意味もあります😮

[例]
自分(じぶん)の力(ちから)だけで食(た)べていけるようになってはじめて、一人前(いちにんまえ)と言える
→自分の力で食べていけるようになったら、一人前と言える
*「食べていく」とは「お金(かね)を稼(かせ)いで生活(せいかつ)する」という意味です


「〜てはじめて」とよく使われる言葉はほとんど決(き)まっていますので、一緒に覚えておくといいと思います😉
(復習:〜ておく

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