blogようだ(推量)

【接続】
動詞[普通形]+ようだ
形容詞[普通形]+ようだ
名詞[普通形]+ようだ


【意味】
〜の感(かん)じがする
たぶん〜と思(おも)う



【例文】
①このケーキは腐(くさ)っているようだ
→このケーキは腐っている感(かん)じがする
(復習:〜ている(結果の状態)

②雨(あめ)が降(ふ)ったようだ
→雨が降ったと思(おも)う

③このカレーは辛(から)すぎるようだ
→このカレーは辛すぎると思う
(復習:〜すぎる

④明日(あす)は天気(てんき)がいいようだ
→明日は天気がいいと思う

⑤かぜをひいたようだ
→かぜをひいた感じがする


【説明】
「〜ようだ」は「〜の感(かん)じがする」という意味(いみ)で使(つか)われる文型(ぶんけい)です。この「〜ようだ」のポイントは【五感(ごかん)】を使(つか)って推量(すいりょう)・判断(はんだん)していることです。例文によっては、どの五感を使って判断したのかはっきりしない場合もよくあります😮
(復習:〜によって(区別)

[五感]
視覚(しかく)→「見て」判断
嗅覚(きゅうかく)→「嗅(か)いで」判断
味覚 (みかく) →「食べて」判断
触覚(しょっかく)→「触(さわ)って」判断
聴覚(ちょうかく)→「聞いて」判断

[例]
①このケーキは腐っているようだ
【視覚】ケーキを見て「腐っている」と思った
【嗅覚】ケーキを嗅ぐと変(へん)なにおいがしたから「腐っている」と思った
【味覚】ケーキをちょっと食べたら変な味(あじ)がしたから「腐っている」と思った
【触覚】ケーキを触(さわ)ったら変な感触(かんしょく)がしたから「腐っている」と思った 
【聴覚】お母(かあ)さんが「1週間前(しゅうかんまえ)に買(か)ったケーキよ」と言(い)ったのを聞(き)いたから「腐っている」と思った
(復習:「味」と「におい」
*この例文(れいぶん)ではどの五感を使って判断したのかは、はっきりとわかりません😊

②雨が降ったようだ
【視覚】外(そと)に出(で)たら、道(みち)が濡(ぬ)れていたので雨が降ったと思った

③このカレーは辛すぎるようだ
【視覚】みんなが「辛い」と言(い)っているのを見て「辛すぎる」と思った
【味覚】カレーをちょっと食べて「辛すぎる」と思った
*この例文では【視覚】を使ったのか【味覚】使ったのかはわかりません

④明日は天気がいいようだ
【視覚】天気予報(てんきよほう)を見て判断
【聴覚】テレビやラジオで天気予報を聞いて判断

⑤かぜをひいたようだ
【触覚】頭(あたま)が痛(いた)い・熱(ねつ)っぽい・鼻水(はなみず)が出(で)るから「カゼをひいた」と判断
(復習:〜っぽい) 


【中級〜上級レベルの人へ】
五感推量(ごかんすいりょう)を表す「〜ようだ」は、よく「どうやら」と一緒(いっしょ)に使(つか)われます😊


[例]
どうやら、このケーキは腐っているようだ 


「〜ようだ」は初級(しょきゅう)で勉強(べんきょう)しますが、とても重要(じゅうよう)な文型(ぶんけい)の1つです。上級(じょうきゅう)レベルの人(ひと)もしっかりと復習(ふくしゅう)をして上手(じょうず)に使(つか)えるようにがんばってくださいね😉

【関連文型】



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